BL~中編・長編集~
第19章 ~もう一つの恋~
「先輩…わざとそんな顔してるんですか?」
「…へ?」
わけがわからず首を傾げると、安藤がにっこり笑ったまま、顔を目の前に近づけてきた。
「いつも、帰らないで。って顔してるのわざとですか?」
「…は? え…?」
安藤は嬉しそうに笑ったまま、言葉を続けた。
「僕…期待しちゃいますよ?」
「…っ///」
真っ赤になった俺を見て、安藤は満足そうに微笑むと帰って行った。
部屋に戻り、安藤が言った事を考える。
『いつも、帰らないで。って顔してますよ?』
いつも…
俺はいつからそんな顔をするようになったのだろう…
そんな顔するようになったって事は、俺、安藤の事…
「………好き……なんだろうな…」
『期待しちゃいますよ?』
「…………期待してろ…馬鹿…」
(早く…この気持ち…伝えられたらいいのに…)
早くあいつに会いたいな…
明日が楽しみな俺でした―
ーendー
「…へ?」
わけがわからず首を傾げると、安藤がにっこり笑ったまま、顔を目の前に近づけてきた。
「いつも、帰らないで。って顔してるのわざとですか?」
「…は? え…?」
安藤は嬉しそうに笑ったまま、言葉を続けた。
「僕…期待しちゃいますよ?」
「…っ///」
真っ赤になった俺を見て、安藤は満足そうに微笑むと帰って行った。
部屋に戻り、安藤が言った事を考える。
『いつも、帰らないで。って顔してますよ?』
いつも…
俺はいつからそんな顔をするようになったのだろう…
そんな顔するようになったって事は、俺、安藤の事…
「………好き……なんだろうな…」
『期待しちゃいますよ?』
「…………期待してろ…馬鹿…」
(早く…この気持ち…伝えられたらいいのに…)
早くあいつに会いたいな…
明日が楽しみな俺でした―
ーendー