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BL~中編・長編集~

第4章 ~これは、恋の予感?~

「浩くーん!!」

「はーい!!」

店長に呼ばれて店の方に出ていくと、そこには店長と、見慣れない一人の青年が。

「今日からバイトしてもらう、神々恭也(こうごう きょうや)君だ。 いろいろ教えてあげてくれるかい?」

「わかりました。」

店長の隣にいる青年に目を向ける。

「よろしくお願いします。」

「こちらこそよろしく。」

笑顔であいさつされ、こちらも笑顔で返す。

(綺麗な子だな・・・)

それが第一印象だった。

「じゃ、あとはよろしく。」

「あ、はい。」

店長が店の奥に消えて行き、神々君と二人きりになった。

「じゃあ、さっそく始めようか。」

「はい。」

そう言い、自分が名前を名乗っていないのに気が付いた。

「俺の名前は、神宮浩太(じんぐう こうた)。 17歳。 神々君は、いくつなの?」

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