
学内レンアイ【BL短編集】
第2章 羽柴冬真×黒木修
「腰痛い……」
達した後、俺はその場にぐてぇと横たわった。
『お疲れ様です』
修はもう乱れた服を着直した様だ。
俺もゆっくり起き上がると、脱ぎ捨ててある自分の服を掴む。
「し、修はさ、なんで俺に告白なんかした…の?///」
『この学園の生徒代表を独り占めしたかったから、ですかね?』
「………」
『なんて冗談ですよ。生徒会に入った時、会長が握手するために出してきた手が凄く暖かくて、ずっと掴んでいたいなって思ったからです』
俺は無言のまま修に近付いた。
そして背伸びをし修にそっと耳打ちをする。
"今日は手、繋いで帰ろうな"
NO,2【生徒会室編:完】
