
学内レンアイ【BL短編集】
第3章 神谷琉星×神谷真白
暫くして目が覚めた。
俺寝てたのかと思いつつ、時計に目をやる。
なんだ、まだ30分しか経ってねぇじゃん…
真白まだ起きてっかなと暗い部屋の中、真白の方を見詰める。
『んっ…はぁあ…んんっ』
寝息?
いや、寝息にしては変だよな…
「…真白どうかしたか?」
自分のベッドからおり、真白のベッドに近寄る。
真白からの返事は無く、うなされた様な声が続いた。
「ちょっ、大丈夫かよっ」
俺はバッと布団をめくりあげる
暗くてよく見えないが、真白が裸だったのは確かにわかった。
