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学内レンアイ【BL短編集】

第4章 藤堂空×雪城奏汰



『そーらーちゃんっ!この間は琉星に媚薬入りの飴渡しといてくれてありがと!成功したよー!』


「ふは本当にアレで成功したのかよ。んで、双子から恋人の位置になれたか?問題はそこだ」


『んーん、それはやっぱ難しいみたい…。でも俺諦めないで頑張るからねっっ』


平日の昼間に生徒と、たわいもない話をするのが俺の日課




――だった。


そう、それは過去形の話で…



ガララ...


『……失礼します…先生…』


「おっと、お客さんだ。神谷はもう教室戻れ」


『はいはーい!またなんかあったら協力してねっっ。んじゃ』



バタバタと走りさる生徒に手を振り見送った後、今度は入ってきた生徒に手招きをする。



『いらっしゃい、今日はどこが痛い?』


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