↑逆転↓御斗戯世界
第6章 笑って
【Side:璃斗】
「…ねぇ。」
返事がない。
「ねぇってば。」
また無視。
「オイコラ聞いてんの!?」
「うるせぇ!耳元で喚くなッ!!」
な ん と い う 理 不 尽。
さて、ここでクイズです。今私はどこにいるでしょう?
正解は、空中でしたー!あたった人はいるかな~?って、いるわけねぇだろオオオオオオオオオ!!
そう、私は今空中散歩中なのです。はっきり言って、もの凄く貴重な体験、それこそ普通の人生では一回も味わえないような体験なんだけど、それを楽しんでいる余裕はない。
別に高所恐怖症とかではないけど、そりゃ誰だって、いきなり名前も知らない野郎に拉致されて強制的に空中散歩をさせられたら困惑するに決まってる。
あと、男のさっきまでのチャラ男オーラはどこへやら、まるで人が変わったかのような豹変ぶりである。それも、かなりムカつく奴の性格に。
私の脳内では、あの変態魔法使い、ウィザードがこちらを馬鹿にするように見ている。とりあえず、その脳内の魔法使いをフルボッコにする。
「…ねぇ。」
返事がない。
「ねぇってば。」
また無視。
「オイコラ聞いてんの!?」
「うるせぇ!耳元で喚くなッ!!」
な ん と い う 理 不 尽。
さて、ここでクイズです。今私はどこにいるでしょう?
正解は、空中でしたー!あたった人はいるかな~?って、いるわけねぇだろオオオオオオオオオ!!
そう、私は今空中散歩中なのです。はっきり言って、もの凄く貴重な体験、それこそ普通の人生では一回も味わえないような体験なんだけど、それを楽しんでいる余裕はない。
別に高所恐怖症とかではないけど、そりゃ誰だって、いきなり名前も知らない野郎に拉致されて強制的に空中散歩をさせられたら困惑するに決まってる。
あと、男のさっきまでのチャラ男オーラはどこへやら、まるで人が変わったかのような豹変ぶりである。それも、かなりムカつく奴の性格に。
私の脳内では、あの変態魔法使い、ウィザードがこちらを馬鹿にするように見ている。とりあえず、その脳内の魔法使いをフルボッコにする。