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壁一枚

第25章 仲直りとケーキ



美緒「ん…あれ…先生?」


翌日
目を覚ますと
隣のベットに孝志はいなかった
昨日の夜はちゃんと、この横で寝ていた
のに


美緒「…っ…先生…先生…」


突然
泣き出してしまった美緒
荷物はあるし自分に黙って帰るはずない
と思っていたが
いつまでも子供な自分に愛想を尽かし
帰ってしまったのでは…


美緒「先生…先…生…」


そんなワケない
そんなワケないと思いながらも
孝志が部屋に戻って来る気配は一向にな
かった


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