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壁一枚

第26章 倦怠期



美緒「先生」

孝志「悪い美緒、今忙しいんだ」

美緒「…そっか」


今日は出校日
怪しまれず学校で堂々と先生と会える日
にも関わらず先生は仕事仕事で
全然、構ってくれなかった


美緒「…」

女子1「倦怠期?」

女子2「そうみたい」

美緒「!?」


聞こえてきた
クラスメート達の話し声
その内容は最近、彼氏が素っ気ない
冷たいなど高校生の会話にしては珍しい
倦怠期を疑う
彼氏の行動だった


美緒「倦怠期…まさか…先生が…」


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