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♡Hなアパート生活♡

第6章 彼氏と管理人が初対面

放課後ー…

いつものように、浩太が部活をやってるのを教室から眺める。

野球をやってるときの浩太はいつもに増してかっこいい。
毎日見てても飽きない。

浩太の部活が終わるのを待って、一緒に帰った。





「今日からは家まで送っていくよ」
「…ありがとう!」



引っ越す前はふたりとも電車通学で、しかも方向がちがったから、駅でバイバイだった。

家が近くなってよかった!
自転車をひきながら、ふたりで歩いて帰る。

そしてアパートの前に着いた。




「へぇ~ここが結花の家か」



浩太はアパートを眺めている。
そうだ…もう一人暮らしだもんね…浩太を部屋に呼べるんだ!



「よかったらお茶でも…」と言おうとしたとき、管理人の部屋からあの男がでてきた。



「ゆーいかちゃんっ♪」



昨日の睨んできた目つきと全然違う、にこにこした表情で手を振る。



「おかえり~。遅かったね。
あれ?この人…もしかして、彼氏?」



浩太はビックリした顔で私を見た。
多分私の顔は真っ青だったと思う。



さらに何か言おうと管理人が口を開いたとき、とっさに私は声を出す。



「こっ!この人はね!同じアパートの人!き、き、昨日、挨拶に行ったんだ!!」



………自分でも思うけど、怪しい…
でも嘘はついてない。



しばし沈黙ー…



「…そうなんだ。」

先に口を開いたのは浩太だった。

「そっそうなの!ただの同じアパートの人!」
「…ふーん…」
「あ、浩太、帰るの遅くなっちゃうね!お、送ってくれてありがとう!また明日ね!!」




かなり不自然だっただろう。

浩太は少し戸惑いながらも、笑顔で手を降って帰って行った。

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