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♡Hなアパート生活♡

第11章 助けてくれたのは

抵抗しようと思えばできたハズ。
でも私はそうしなかった。陽にされるがまま…

なんでかは分からないけど、陽ならイヤじゃない。怖くなかった。




…どさっ…



気付いたら天井が見える。

…あれ?私…
床に押し倒されていた。



陽の左手は私の頭の下に、右手で体を支えて、陽は私を見下ろしてる。










……………………浩太っ……










浩太の顔が浮かんだ。





すると陽は、さっと起き上がって体を離した。



「早く服着ろよ」



「………う、うん…」



な、なんだったんだろ……
私、陽に何させちゃってんの……

頭が混乱したまま、とりあえずスウェットを着る。

もちろんだぼだぼ。

でも破れたシャツよりましだろう。




「…あ!そうだ…メールしなきゃ…!」

 

勝手に帰ってきちゃって、浩太が心配する。幸い、まだ部活は終わっていない時間だった。

…変な心配はかけたくない。

図書室での出来事は言わずに、体調が悪くなったから先に帰る、とだけメールした。

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