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♡Hなアパート生活♡

第13章 保健室

「…………あ、いたたたた…」



頭が割れるように痛い。
これって二日酔い?昨日呑みすぎたかなぁ……

どのくらい呑んだのか覚えてないや… 

渚が作ってくれたごはんがおいしくて、楽しくて…




………………ん?




横をみると、陽が寝てる。




「きゃあぁぁ!!」




慌てて離れる。とっさに自分の体をみた。………よかった、服着てる…




あらためて陽の寝顔を見る。無防備な寝顔…

まつげ…長いな…
寝顔は少し幼い。



「…黙ってるとかっこいいのに」






睨みつけてみたり
無邪気に笑ってみたり
優しい目をしてみたり
こんなふうに無防備な表情したり

どれが本当の陽なの?

出会ったばかりなのに…いろいろな顔を見せるから、気になる。

もっと…知りたくなる……








「…………なにしてんの?」





「!!!!!」







私……今なに…………

私いま陽にキスしようとした?








「……なに」
「わ、わかんない……」




陽がまっすぐ見つめてくる。

私おかしい…




「お前、学校いいの?」
「え?」
「もう9時だけど」




えっ…………え~!!



「やばいやばい~!!もうとっくに1限はじまってるじゃん!!!!」




陽は全く焦る様子はなく、呑気にあくびなんてしてる。




「陽!!学校!!」
「ん~…まだねみい…」
「ばかっ」




私は急いで自分の部屋に戻って着替えると、学校へ向かった。

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