白い雪のような
第4章 雪解け道
「洸太、起きて、洸太」
「ん…うんん………えっ!?」
「やっと起きた、おはよう」
洸太は状況がつかめずにいた。
起きて目の前に惺の顔がある。
「昨日あのまま寝ちゃったんだよ?」
一つ布団の中、こんな至近距離で惺と
いるなんて…
「ごめん!俺…あ、えっと…」
「もうすぐ朝食だから、
自分の部屋に戻った方がいいよ」
慌てる洸太とは裏腹に現実的な惺は、
起き上がると、散らばっている洸太の服を
集めはじめた。
「惺兄…」
「うん?」
「昨日のさ…」
「はい、ほら服着て。
風邪引くよ」
「ありがと…」
洸太が布団を出ると、
代わりに惺が横になる。
大きな息をつく。
「惺兄、具合悪い?」
「大丈夫、だよ」
また大きく息をついた。
「ん…うんん………えっ!?」
「やっと起きた、おはよう」
洸太は状況がつかめずにいた。
起きて目の前に惺の顔がある。
「昨日あのまま寝ちゃったんだよ?」
一つ布団の中、こんな至近距離で惺と
いるなんて…
「ごめん!俺…あ、えっと…」
「もうすぐ朝食だから、
自分の部屋に戻った方がいいよ」
慌てる洸太とは裏腹に現実的な惺は、
起き上がると、散らばっている洸太の服を
集めはじめた。
「惺兄…」
「うん?」
「昨日のさ…」
「はい、ほら服着て。
風邪引くよ」
「ありがと…」
洸太が布団を出ると、
代わりに惺が横になる。
大きな息をつく。
「惺兄、具合悪い?」
「大丈夫、だよ」
また大きく息をついた。