向かいのお兄さん
第9章 祭
『ふぁ…は…///』
直也に抱き着いたまま、あたしは痙攣がおさまるのを待った
しかしおさまる前に、直也はあたしの腕を離させ
あたしの後ろに回って
もたれさせてくれた
「うん、可愛かった」
直也は後ろから手を伸ばし、あたしのはだけた浴衣を正してくれた
だらし無く開いたままの足も、女の子らしく閉じさせて…
『…///』
まただ
あたし…一体何回この男に好きなようにされるんだろう
「寒くない?」
あたしは顔だけ縦に振った
だいぶ身体も落ち着いてきたので、直也はあたしの前にしゃがんだ
「はい、パンツ履いて」
膝に掛かったパンツを、直也は丁寧に履かせてくれる
かなり
恥ずかしい