向かいのお兄さん
第18章 御恩と奉公
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高校三年生って
ここまで時間が経つのが早いものなのか…
あっという間に夏休みは終わった
今?
もう9月の中旬だよ
『んぁっ、あぁあんっイッちゃうっ…!!///』
くたくたになったあたしに、直也はそっとキスする
「今日もずいぶん乱れたなー」
『…いつか…痛い目に遭わせてやる…』
「美咲には無理だなー」
『なぬー』
直也は机に手を伸ばし、あたしに水を渡してくれた
あたしはお礼も言わずに、ゴクゴクと飲む
もう、そのうち過呼吸になりそうだ
「美咲は、進学するのか?」
あたしはペットボトルを口から離し、キャップをした
『まあね』
「どこ行くの?」
『県内の国公立』
「へー」