向かいのお兄さん
第50章 俺だけのもの
目の前が陰ったかと思うと、無理矢理キスされた
『んっ、は…///』
チュ チュプッ
あたしの舌はあっさりとさらわれていく
「やっぱ、こっちの方がやりごたえあるな」
すぐ目の前で、直也のほほ笑む顔が見える
『やりごたえって…』
「まぁ、どんな美咲でも充分満足出来るけど♪」
チュッと頬にキスされ、あたしは妙に恥ずかしくなる
『…あたしもさぁ…』
「ん?」
『どんな直也でも、好きになっちゃうかも』
「かもって何だよ?」
『だって、かもなんだからしょうがないじゃん』
「ずりーや」
はてさて
直也と美咲が、どうして過去に戻ってしまったのか
その理由は定かではありませんが…
「じゃあ今から、机プレイしよ」
『えー、やだ』
何はともあれ、
よしとしましょう