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刑事とJK

第89章 次のステージへ





――――――――――



「おい南…大丈夫か?」



「かすり傷だ」




食堂にて、南と藤野は犯人を捕らえることができた



ただ、南は撃たれ、足に軽傷を負ってしまったが…




「じゃ、人質の縄でも解くか」




藤野がレポートキャスターの縄に手を伸ばしたとき



突然地面が揺れた






「うおっ!!」


「…!?」




思わず柱や壁に手をついた




「じ、地震か…!?」



「いや、爆発だ」




…小泉が、また何かしたのか…?




「とにかく…」



南は人質たちの後ろに回り、縄を解いていった


キャスターの口に巻いてある布を取ってやる





「っはぁ…あ、ありがとうございます…///」



「いえ」






全員を解放し、岩崎に連絡を取った






「もしもし、岩崎さん…南っす」


《はいはい、監視カメラに映ってるよ~》






南はキョロキョロと辺りを見回し、カメラを見つけた




「人質…どうしましょうか?」





《そうだね~、今外へ連れていくのは逆に危ないだろうし…
管理塔に連れてきてくれないかな?》




「わかりました…あの、斉藤たちには何かありましたか?」





《あ~、途中でカメラが爆発に巻き込まれちゃってね…よくわかんないままなんだよ…》



「そうですか…じゃあとりあえず、人質は管理塔に連れていきます」






《うん、ありがとうね。気をつけて》




電話を切ると、南は全員に指示を出した






「今から、俺らに付いてきてください。
犯人はきっとまだウロウロしているはずなんで、充分気をつけて」










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