刑事とJK
第89章 次のステージへ
柵が全て開き、斉藤とゆうひは先に進んでいた
「…っ」
斉藤は立ち止まった
ゆうひも、足を止めた
目の前には大きな扉
『この先に…あるのかな、誘導装置…』
「だろうな」
ギギィ…と扉を開けた
――――――――――――
「はい、もしもし」
アミューズメントパークの外で待機している長谷川のもとに、電話が掛かった
《長谷川、まずいぞ!!
たった今ミサイルが発射した…!!》
「…そうか…あとどれくらいがタイムリミットだ?」
《あと50分だ。
それを超えると、いくら自爆装置を押したとしても日本に被害がでる…》
「わかったよ」
ピッと携帯を切った
「長谷川サン、ソロソロ危ナイデスネ」
「そうだな…、何やらパーク内ででかい爆発も起こったし…」
斉藤…
急げよ…