刑事とJK
第14章 徒然シゲ
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6限目が終わり
ゆうひはメールが届いてることに気が付いた
『あ…斉藤から…』
〔仕事が溜まり込んでしばらく会えない。悪いな〕
斉藤は絵文字を一切使わない
使うような顔もしてないが…
…そうなんだ…
まあ忙しいのは仕方ないもんね
〔了解!!また連絡ちょうだい☆〕
『送信♪』
なんて独り言を呟いて、
携帯を握りしめた
「彼氏?」
『ちがーう!!!』
「違うの?」
『ち、がうの、彼氏じゃ、ないよ』
彼氏だったらいいんですけどね!!
友達は、なーんだと
つまらなさそうにした