テキストサイズ

刑事とJK

第15章 海物語






バスに揺られること2時間

一行は海に到着した


『あぁ…助かった…』


ゆうひは斉藤のおかげで吐かずにすんだ

外の空気はどこか澄んでいる



「全員いらない荷物はバスに積んでー、
宿泊先のホテルに持って行くからー!!」


ゆうひや斉藤も、
着替え等が入ったトランクをバスの下に入れた




「いい天気っすね~」


シゲはうんと伸びをする


ここからは徒歩5分で海水浴場に着く

しばらく歩いていると、
海が見えてきた



『あ、海見えてきたよ!!』



「そこそこきれいじゃねぇか」



『あんた態度でかいな』



「お前には敵わねぇよ」



『ぬぁにをぉ~!!』




―――――――――――




「それでは今から7時まで自由行動にしたいと思います。
皆さん楽しんでくださーい」



ゆうひは更衣室を探した



そこに津森が来た



「ゆうひちゃん、着替えに行くの?
一緒に行きましょ」


『あ、はい』



津森さん…やっぱり近くで見てもきれいな人…



こんな人にキスなんてされて、
よく斉藤は平気でいられるものだと思った




更衣室は海水浴場のトイレの隣にあった


着替え始める


へへ、今日のために買っちゃった
白ビキニ~///


バッグからご機嫌に取り出す




それにしても…津森さん、胸おっきい…



ゆうひは自分の胸を見た



…貧乳!!


いいよいいよ、
Bは(ぎりぎり)あるからいいよ



ゆうひは少し悲しくなりながらも
着替え終えた




すごい…津森さん、黒のTバック…

もう、どんだけごいごいと
押して来るんですか

泣きたいくらいだよ…




「あら、ゆうひちゃん
その水着似合ってるわよ。
うさぎさんみたい」


『あ…どーも…』


それって褒めてんの…?




ストーリーメニュー

TOPTOPへ