刑事とJK
第18章 西の白虎、東の青龍
「なんだいこの紙は?///」
「その紙に、"真理子"って書いて、
この箱に入れてね♪」
「違うわ、津森か真理子のどちらかを書くのよ」
ふたりは刑事課中の男性に紙を配った
「あたしのほうがかわいいって思ったら、
ま・り・こって書いてね♪」
「あたしか、この35のおばさんかいい方をを選んで、
紙に名前を書いて箱に入れてちょうだい」
「歳は言わないでよね、真理子怒っちゃうぞ♪」
「あーはいはい」
男たちはそれぞれにペンを持ち、
自分がいいなと思った方の名前を書き、
紙を箱に入れていく
「あたしに一票入れてくれた人は、
医療室に遊びに来てもいいわよ」
「マジで?///
じゃあ俺は津森さん…と」
「あたしに入れてくれた子は、
全員ほっぺにチューしてあげるよ♪」
「じゃあぼくは真理子ちゃんで…///」
1時間後―――――
「これで全員入れたかしら?」
箱の中は紙でいっぱいになっていた
「まだよ、正貴がまだ入れてないわ」
ふたりは斉藤の仕事部屋に向かった
「斉藤!!」
「正貴!!」
「んだよ、また来たのか?」
不機嫌そうに顔を上げる
その前にバンッと紙を置いた
「あたしか、」
「あたしか…どっちかの名前を書いて」
「正貴の一票で結果が変わるかもしれないから、
真剣に選んでね♪」
「はあ?意味わかんね…」
「「いいから!!!」」
斉藤は渋々紙と鉛筆を持った
さらさらっと書いて、
箱の奥深くに突っ込む