テキストサイズ

刑事とJK

第40章 バイト






斉藤とシゲは医療室に向かった



医療室に近付けば近付くほど、人の数が増えていく



もう少し行くと長い行列が出来ていたので、仕方なく二人は最後尾に並んだ





「ほんとに、何があるんでしょうね?」




「さぁな。
飯でも配給してんじゃねぇか?」




並ぶこと数十分、やっと斉藤とシゲの番がやって来た



二人は医療室に入った



するとそこにいたのは…














ナース姿の、津森とゆうひ




『あ、斉藤だ』



はあ!!??




「おい、何してんだお前!!!」


「何でゆうひちゃんがここに…!?」






「患者様、ここでは静かにお願いします」





津森が二人に注意した





「いやいや待て、納得出来ねぇ。
ゆうひ、ここで何してんだ?」



『バイト』



「バイト!?」



『さぁ患者様、今日はどうしましたか?』




ゆうひは声色を変え、斉藤をイスに座らせた


その前にゆうひも座る





『じゃあ診ますねー』




ゆうひは斉藤の顔を掴むと、指で目を開けた



『はいはいー』



次に口を開けさせ、
『あーって言って下さーい』
と指示を出した



「何やってんだよ」




『あーって言って下さーい』




「…あー」




『はいOKでーす』




すると今度は聴診器を出してきた




『服上げて下さいねー』



「…」



ボタンを外すと、ゆうひは聴診器を当ててきた


冷たさで一瞬ビクッとしたが、ゆうひは何も気付かずに診察を続ける



ナース服はスカートが本当に短く、
身を前に屈めるとゆうひの小さな谷間がチラチラと見える




「…///」




『あれ、急に心拍数上がりましたよ?』




てめぇのせいだ!!///








ストーリーメニュー

TOPTOPへ