刑事とJK
第47章 ラブラブカップルNo.1決定戦
〈…"ラーメン"…!?
残念ですねー外れましたー!!〉
『ちょっとあんた、あたしの手料理より
舞舞屋のラーメンの方が好きっていうの!?』
「…間違えた」
『嘘つけ!!』
「おめぇの手料理は全部うめぇから、選べねぇ」
『え…///』
その時、山崎の席のランプが光った
「30Pぉ!!」
〈あ、出ました。
審査員によるボーナスポイントです!!〉
「何だそれ?」
藤野が聞いた
〈審査員が特別キュンキュンした時に、ボーナスポイントが入ります〉
「なっ、せこいじゃないか!!」
〈ルールっすから変更出来ません
…では最後に南ペアです
飛鳥ちゃん、どうぞ!!〉
「…ケーキ…?」
〈可愛らしいですねー、
南さんがケーキ食べるとこ想像出来ませんよ〉
「やかましい!!」
〈まあまあ落ち着いて。
南さん、答はー?〉
南は照れながらボードを見せた
〈"シュークリーム"!!
なんか、意外と乙女チックですね!!
残念、外れました~〉
「シュークリーム好きなんだ…」
「…ごめん」
「また、作ったげる///」
「ほんとか!?///」
「10Pぉ!!」
山崎がまたボーナスポイントを入れた
〈あ、またボーナスポイントです、
山崎先輩ほんと甘いですね〉
ただいまの結果――
藤野&真理子 30P
斉藤&ゆうひ 30P
南&飛鳥 10P
嘉山&千花 0P
〈まあこの辺は序の口なんで、
まだまだ挽回出来ますよ~!!
では、二回戦に移ります!!
男はやっぱり力がないとダメですよね、
ってことで"お姫様だっこ"対決~〉
吉川はノリノリだ
〈ルールは簡単
1番長い間、彼女をお姫様だっこ出来た人が高得点です!!〉
8人は並ばされた
〈準備はいいですか?
いきますよー…〉
『お姫様だっこって…///』
「いやか?」
『ううん///』
「10Pぉ!!」
山崎が叫んだ
〈よ~い、スタートォ!!!〉
一斉に男たちは抱え上げた