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刑事とJK

第55章 好かれるために…











『…どうしよっか…?』



「どうしよっかって、
そんなの見るしかないじゃん…」




無事、ゆうひの友達の佳奈は
大学受験に合格した


そのお祝いということで、
ゆうひは佳奈の家にお邪魔していた






しかし、二人の話が盛り上がってくると
佳奈は突然何かを持ってきたのだ





佳奈のお兄さんの部屋にあった
エロ本であった




そういうものを、
ろくに読んだことのないゆうひ



興味は半分ある…



が、どうしても躊躇してしまう



『や、やっぱりお兄さんの部屋に
返したほうがいいって!!』



「ゆうひちゃんはそれでいいのか!?
これ読んで、テクくなって、
彼氏をぎゃふんと言わせたいとは思わないのかー!?」




佳奈はゆうひを道連れにして読む気満々だ




もう18か19という年だが、
まともにエロ本なるものを見たことがないゆうひ…



『だって…』



「彼氏さん、ゆうひちゃんのこと
ますます好きになるかもよ?」




『…///
…じゃ…ちょっとだけ』




「そうこなくっちゃ!!」






佳奈は一枚ページをめくった





『ぎゃあ///』



「ちょっと、こんだけで叫んでたら
後がもたないでしょ?」



さらに一枚



さらに一枚



と、ページをめくっていく





『…やばい…
こんなこと…するんだ…///』



「普通じゃん」



『えっ…!!』




佳奈はもうご存知でしたか…!?


あたしが遅れてるのか!!?










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