刑事とJK
第56章 夢
「…ネックレス」
袋から出てきたのは、
長方形の飾りがついた短めのネックレスだった
『斉藤へのプレゼントって…
よくわかんなくって…///』
照れ隠しのように下を向くゆうひの首には
同じようなネックレスがつけてあった
「お揃い?」
『…うぅ////』
みるみるうちに真っ赤になるゆうひの顔が可愛らしくて
斉藤は思わず抱きしめてしまった
『センスなくて…ごめん…///』
「いいや、スゲー嬉しい///」
『…///
つけてあげる』
ゆうひは、
ネックレスを持って斉藤の首に回した
前から腕を斉藤の首の後ろに回し
つけようとした
斉藤の目の前には、ゆうひの耳が見えた
軽くその耳にキスをする
『ひゃあっ///
ちょっと、付けられないじゃんか!!』
「お前って、どこもかしこも敏感なんだな」
『うるさいなっ、首締めるぞ』
「それは勘弁」
ゆうひはネックレスを付け終えた
『よぅし!!』
「時間かかりすぎ」
『あんたが耳に触るからでしょ!?///』
「こう?」
また耳に
今度は舐めてやった
『ぁあん///』
「ほら感じた」
斉藤はゆうひを押し倒した