刑事とJK
第67章 お土産は?
ピピピピ ピピピピ ピピピピ…
『うーん…うるさい』
ゆうひは目覚まし時計を止めた
「…もう朝?」
斉藤も目を覚ました
『おはよっ』
「おはよー…」
ゆうひは寝ぼけている斉藤の額にキスをし、
朝食の準備に取り掛かった
朝ごはんを作るゆうひを、
斉藤は横になったまま眺める
「…なんか…」
新婚生活って感じ…
まあそうなんだけど…
斉藤も体を起こし、
ベッドに座ったまま頭が覚めるのを待った
「あー…ねみぃ…」
あくびをしながら、洗面所へ向かい
顔を洗った
『出来たっ』
「お、早え」
斉藤は顔を拭きながら席についた
ゆうひも、前に座った
『「いただきます』」
二人は食べはじめた
「今日の目玉焼き、好きな固さ」
『ほんと?
よかった///』
口をもぐもぐさせながら、
斉藤は料理のコメントをする
ゆうひはこれが好きだった
『あ、もうこんな時間!!
仕事行かなきゃ…!!』
ゆうひはバタバタと支度した
ゆうひの仕事は、動物関係だ
「食器洗っといてやっから、先行っとけー」
『うん、いつもありがとねっ』
「任せなさい。いってら」
『行ってきまーす!!
あ、斉藤!!』
「ん?」
『好きー!!///』
「…はいはい///」
ゆうひは急いで部屋を出て行った
結婚後は、
とりあえず斉藤のマンションで生活している
普段は、先程のような朝を送っている