刑事とJK
第67章 お土産は?
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「あ、先輩おはようございます!!」
スッキリ爽やかとした青年が出て来た
オレの後輩の嘉山茂弘、
通称シゲだ
「おう」
オレが仕事場に着いて席に座ると、
シゲはにやにやしながら近付いてきた
「せんぱ~い」
「…んだよ?」
「どうでしたか~?
ゆうひちゃんと新婚旅行っ///」
「ああ…散々だったな」
「え!!?
まじっすか!?」
旅行先で殺人事件だとか、
良いわけねぇっつの
「何があったかは知りませんが、
お土産は買ってきましたよね?」
シゲは嬉しそうに手を出した
「ああ、ほらよ」
斉藤はシゲに土産を渡した
「わぁ~い、さすが先輩…って、なんすかコレ!?
"さきイカ"!!?
先輩、海外旅行行ったんじゃないんすか!!??」
「土産屋に置いてあったけどなぁ…」
「いやいや嘘でしょ!!
後ろにがっつり
コンビニのシール貼ってありますよ!!?」
「文句あんなら返せ」
「いえ、もらっときます」
シゲはさきイカを大事そうに抱えた
その時、仕事部屋の扉が開いた
「よぉ斉藤、新婚旅行は楽しめたかー?」
シゲと同じこと聞きやがって…
この、ゆうひいわく
渋カッコイイ男は藤野泰輔
藤野はオレの2才上の同期だ
オレの姉婿でもある