テキストサイズ

刑事とJK

第67章 お土産は?






「もうゆうひちゃんとの夜は
ウハウハだったんじゃないか?ん?」



「るっせぇ、こっちがどんな目にあったか
知らねぇくせに…」




「ベッドの上でいびられでもしたのか?」




「してねぇ!!!」





藤野め…


こいつはろくなジジイになりゃしねぇ






「で、土産は?」




おめぇら皆して土産目当てか!!





「シゲから半分もらえ」



藤野はシゲの手元を見て、
あからさま不満そうな表情を見せた



「さきイカってなんだ!!
お前海外旅行行ったんじゃないのか!!?」





同じツッコミすんじゃねぇ!!


飽きる!!





斉藤は立ち上がって、
部屋を出ていこうとした




「斉藤、どこ行くんだ?」



「飲み物買いに行く」





―――







廊下をぶらぶら歩いていると、声をかけられた






「お、斉藤~」


「何だ?」





オレの肩を組んできたのは、同い年の吉川




実は今まで明らかにされていなかったが、
フルネームは吉川勉(ヨシカワ ツトム)という


キャラと名前が若干ズレている






「新婚旅行の土産くれー!!」




「っ…てめぇもか…」





斉藤は吉川に、
シゲのところへ行くよう言った




「いいもんか!?」



「ったりめぇだ」





さきイカ、食うがいい













ストーリーメニュー

TOPTOPへ