テキストサイズ

刑事とJK

第9章 もう会えないのか







「ところでお前、
今日どうするんだ?」



斉藤はシップを貼りかえてもらいながら尋ねた




『今日は学校もバイトもないし、暇かな。
あんたは、仕事?』




「昨日休み取っちまったからなぁ…
オレも暇」



『ふーん…』



慣れない手つきで
シップを貼るゆうひ



遊びに行きたいかも…



「どっか行くか?」



『遊園地!?』



「んなとこ行くわきゃねーだろ」



ゆうひはしょんぼりした
一瞬でも期待してしまったのが悲しい



「遊園地より楽しいとこあんじゃねぇか」



『え?』



斉藤は服を着ると、
ゆうひを連れて外へ出た



どこに行くんだろ?///



ゆうひはワクワクしてついていく






―――――――――――

ここで読者の中には、二人はラブホにでも行くんだろう…とでも思う人もいるかもしれない。
しかし斉藤の頭の中は幼稚だということを忘れてもらってはいけない

―――――――――――






二人がやって来たところは中央公園

いつもの公園だった





ストーリーメニュー

TOPTOPへ