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刑事とJK

第68章 どうする飛鳥…!!






――――――――――



ヒゲ剃った


財布持った


鍵持った



…まだ顔には、
斉藤に殴られた跡が少し残ってるが、気にしない






準備万端だ





南は車に乗り込み、
飛鳥の家へ向かった








近くの駐車場に車を停め、歩くこと3分


飛鳥の家が見えてきた






…若干、緊張するなぁ…






インターホンを鳴らそうとしたとき、
庭の窓から中を覗いている男を見つけた



「何だお前…?」



南が声を掛けると、
覗いていた男は驚いて逃げだそうとしたが


まあ刑事(しかも南)相手に簡単に逃げられるはずもなく、
取り押さえられてしまった



「は、放せ!!」


「放すわけないだろ
どっからどう見ても怪しいじゃねーかよ?」




二人が外でドタドタしていると、
玄関から飛鳥が出て来た




「あ、南…///
と、またあんた?」



「飛鳥っ、こいつ何とかして~!!」



「は?
お前ら、知り合いか?」



南が聞くと、飛鳥は答えた




「ストーカーだよ、ムショ連れてっちゃって」


「ん、わかった」




「酷いよ飛鳥ぁ!!
ストーカーだなんて、
俺そんなつもりは一切なくって…!!」




南が締め上げようとすると、
清隆はさらに必死になった





「お腹空いたんだ!!
何でもいいから、食べ物ちょうだい!!」





「…」





本当に嫌だったが、
飛鳥は仕方なく清隆を家に上げた











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