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刑事とJK

第70章 江戸っ子交通安全!?






正吉と南淵の前に立っていたのは

なんと死んだはずの泰輔之助だったのです



『おとっつぁん…』



「何で…あんたが生きて…?」


「泰輔之助さん!!」



真理子姫は泰輔之助に抱き着きました



そんな真理子姫を、
泰輔之助は優しい目で見つめます




「よかったわ…生きてたのね…」


「真理子姫、心配かけて申し訳ない…」




南淵は現状が把握できません




「さっき何が起こったんだ…?
それに、泰輔之助はどうして…」



「ふっ」



泰輔之助は微笑を漏らしました





「実はあの握り飯を食べたら、
俺の中に交通安全の神様が降りてきたんだよ」



「こ、交通安全の神様!??」




「ああ、実際君たちは、道に飛び出しただろう?
馬に当たりそうになったのを、
神の力で俺が助けてやったんだ」



「交通安全の神様…恐れ入りました」




正吉と南淵は、
泰輔之助の前に平伏しました






「―――さぁ、これで君も道路の近くで遊ぶのが危ないってわかっただろう?
だからこんなことは絶対しないでおこうね。
交通安全の神様は、良い子の味方だからね!!」







―――こうして、泰輔之助と真理子姫はめでたく結婚し



おゆうと正吉はラブラブに



おあすと南淵も、良い関係になり



皆幸せに暮らしましたとさ



めでたしめでたし



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