テキストサイズ

刑事とJK

第11章 やっぱり好き



――――――――――――


「ゆうひちゃん、バイバイ」


『うん、バイバイ』



あたしは最近、
友達と仲良くしていた



さっきの子も友達



これも斉藤のおかげだった





斉藤といえば…


公園に来てるのかなぁ…?





あたしは行かないって言ったし、
来てないかもね…




でも、もしかしたら…




ほんとに小さな期待を胸に、
公園の側まで立ち寄った



恐る恐る中を覗く








斉藤はいた





仏頂面して
手を組みながらベンチに座っていた




『…なんでいんのよ…?』




ゆうひは急ぎ足で家に帰った




ストーリーメニュー

TOPTOPへ