刑事とJK
第82章 刑事と爆弾狂
小泉がゆうひに手を出さねぇって確証があれば…
別にそれでも構わねぇ
けど、このイカレ野郎がゆうひに手を出さねぇわけがねぇ!!
…かと言って、このままここでグダグダしてても時間の無駄
男斉藤…
腹決めろ…!!
「わかっ…た…、ゆうひと一緒に…」
と、喋りかけた時
ガラガラガラガラ…
と、鉄格子が開いた
「へ?」
『開いた!!』
な…何でだ…?
「ま、まあいいか!!
よくわかんねぇけど行くぞ!!」
斉藤は中央塔の扉を開け、奥に進んで行った
『おー!!』
「ちぇ」
と残念そうな顔をしながら小泉も入って行った