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「あ、でもな…」




大志は葵の肩にポンッと手を置いた




「オレと姫も泊めてもらってんだ。二人の邪魔はしねぇようにすっから、そこんとこ悪ぃな」



「平気やでっ、人数多い方が楽しいやん」




葵の大らかな性格を、大志も気に入ったようだ




『よし決まり。今日はあたしが晩御飯作る…』

「姫は作んな」






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そして四人は井上宅へ到着


夕食を適当に取り、姫と葵は一緒に風呂に入った






大志と井上はソファーに座り、テレビを見ている最中





「…にしても、意外だったわ。まさか大志が葵に泊まってけーだとか言うなんて…」




「まぁ、たまにはいいだろ」





大志の思惑としては、

葵が来てくれることによって、井上の相手をしてくれると思ったからだ



自分は、と言うと、もちろん姫と一緒にいよう…



そういう計画だった





「なぁなぁ」



「？」


井上は大志の耳元で呟いた






「４Ｐ出来ちゃう…」



「黙れ」




「…」




井上はすねてソファーに寝転がった



何となくムカついたので、大志の腹辺りを蹴ってみる




「ってめ!!」



「はあ!?何だよ!?」