一万回目のプロポーズ
第4章 あの時みたいに…
適当に部屋を借りると、あたしは着替えはじめた
びしょびしょになった服と下着は、一枚のタオルに包んでいく
「…」
下着…も…
着用せず…ですか…
今は仕方ない
と、ノーパンノーブラで俊司の母親の服を着た
「着替えたかー?」
『あ、うんっ、大丈夫』
そう答えると、俊司は何やら分厚い本を持ってきた
『…何それ?』
「ジャーン、卒業アルバム~」
フローリングの上に、ボンッと卒業アルバムが置かれた
小学校の頃のものだ
『うわ、懐かしい!!』
少しテンション高めでアルバムの前に座ると、俊司も隣に座ってきた
…///
若干…顔近い…///