テキストサイズ

一万回目のプロポーズ

第7章 夜の電話




―――



「…それじゃ、また明日。突然電話してごめんな」




《ううん、大丈夫…ありがと…おやすみ》




「おやすみ」





俊司は携帯を切ると、ボンッとベッドに倒れた




知らず知らずの内に、ため息をついている自分








…千尋が




明奈を…








「…」







俊司は横向けになった





その日は



なかなか眠りにつくことが出来なかった














ストーリーメニュー

TOPTOPへ