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ねぇ…

第3章 子猫


そんなうるうるの瞳で見られたら…


「お嬢様?…将太って…僕の事……呼んでください」


…そんな目で見たら……


『しょ……将太…』


「わぁ~い、お嬢様大好き~」


はぁ…ダメだ。


将太が可愛すぎる。


将太は、私の鞄を持つと私を部屋までひっぱった


「お嬢様っ、早くいらしてください」


と、慣れない敬語を使って…



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