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ねぇ…

第3章 子猫

「お嬢様21分も遅かったぁ…」


ほっぺを膨らませそう言う私の執事。


『あんたねぇ~…私に向かってタメ口?』


タメ口なんて馴れ馴れしい…


私に仕える身なんだから言葉使いくらい…

……し…っかり


「じゃぁ…僕の事っ…ちゃんと名前で呼んでくださいっ」


瞳をうるうるさせながらそう言う彼…


だから……その目は…やめてって…

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