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2人乗り

第8章 ひとりでしてる?




カラダを固くして

俺の行為に答えようとしている

そんなアキラが



かわいそうで

愛おしくて

俺は

たまらなくなってきた





「アキラ…ごめんな?」





俺は、足元に

ぐじゃぐじゃになっていた

タオルケットを

アキラにかけ


アキラのカラダを

すっぽりと隠した






急ぎすぎたよな





アキラは

ちょっと驚いた顔をしたけど




すぐに

今度は

泣きそうな顔をして





「直希…ごめん…」





って言ったんだ







俺は


胸が痛くなってしまった…






タオルケットごと

アキラを抱きしめ





「なんでアキラが謝るんだよ

あやまんなきゃいけないのは

俺だろ?

アキラは、何も悪く無いだろ?」




と、アキラの頭をなでた。




「直希が、どうして謝るの?」




と、問われ…

上手く説明できない俺は

戸惑ってしまった






聞けないじゃないか





気持ちよくないだろ?

アキラ・・・

ひとりエッチしてるか?




なんて…

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