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Sweet room

第3章 彼女が彼を買った夜

彼の唇が足まで達したとき、彼女は彼を止めようとした。


「何も考えずに、ただ感じていればいいんだよ。」


彼は甘い声で彼女に言うと、そっと靴を脱がせてストッキングの上から彼女の足にキスをした。

彼のその仕草がまるでどこかのお姫様の足にキスをしているようで、彼女は顔を赤らめ、一気に高揚した。


「んっ、…あっ、なんかくすぐったい…。けど、ちょっと…いいかも。」


足の指や裏、ふくらはぎを丁寧に唇で愛撫され、彼女は甘い声をあげ始める。

彼は少しずつ、唇を上へ移すと、彼女を後ろから抱きしめ、髪をそっと撫でながら今度はうなじを味わい始めた。

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