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×××彼氏×○○彼女

第1章 モテQ1

「羅萌~荷物ちゃんと持った?」

どんだけ私の荷物あるんだよ・・
(↑自分の)

今日私は、全寮制の柏齢学園高校一年生になります。

そして今日、まさに寮に引越し。

「ふぁ~あれ?姉ちゃん、もう行くの?」

「うん。私がいないとさみしい?」

二階から降りてきた弟がなぜか赤面した。

「バッ・・・!んなわけねーって!」

・・・・即答しなくても・・・。

私は靴を履いて

「お母さんいってきマース!」

そういって家を出た。

後ろから数人のギャル男たちが騒いでた。

朝からうるさくて気持ち悪~・・・。

私は無視して歩きだそうとした。

「あっれ~?アレうちの学校の一年?」

「ばっか見ろよ!あの子の制服のリボン、赤だろっ!」

「ホントだ~ねぇ、君、可愛いね~一緒に行かね?」

気持ち悪・・・。

「・・あいいです」

「つかこの子・・・レディクラに入れんじゃね?」

レディ・・・クラ?何それ。

それよりこの手、どかしてくれないかな・・・。

「ねぇ~いいじゃんよ~」

「やっ・・・・やめてください・・・!」

でも本場の男子には勝てない。

私が嫌がっていると、急にギャル男の手が離された。

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