性教育学校
第24章 文化祭二日目
「クレープ2つください」
「かしこまりました♪
二日目も大にぎわいだった
お昼に近づくと
どんどん人が入ってくる
そのたびにあたしは
体の相手を要求する人が
来るのかビクビクしていた
(このままずっと…
みんなと働いてたいな……)
「みなみちゃん?
休憩取って来ていいよー!」
「ありがとう♪」
ずっと働いてたあたしは
少し休憩を取ることにした
「お疲れ」
渓人が飲み物を
持ってきてくれた
「ありがとおっ//」
今日は前半に働く当番だから
渓人もいる
渓人ってこーゆうの
くれる人だったんだ…
「なにニヤニヤしてんだよ(笑)」
「し、してないよっ!」
知らないうちに
顔が歪んでたみたい
「後半も…忙しい?」
「あ……実行委員だから
体の注文あったらヤらないとだけど…」
「だよな」
渓人の声のトーンが
少し低いのが分かった
(もしかして…一緒に回りたいとか…?)
「渓人………キスしたい」
そう思ったら
渓人が愛しくて
ふれたくなった
休憩中に
しかも教室のはしっこで
あたしは大胆な事を言った