性教育学校
第24章 文化祭二日目
「みなみちゃんお帰り~」
「た、ただいまっ」
みんなあたしがさっきまで
えっちしてたの知ってるし
なんか恥ずかしかった
てか……
渓人ってどう思ってるんだろ……
あたしが他の人とえっちして
嫌だなって思ってるのかなぁ
あたしは渓人がって考えたら
すっごく嫌だ…
「今日は倒れなかったんだな」
「あ、うんっ大丈夫」
渓人普通だなー…
なんとも思ってないのかなぁ
「文化祭最終日なのに
ゆったり過ごせないなんて
悲しいねー俺ら」
裕希くんが言う
「裕希はえっち楽しんでるんじゃないのー?」
「んなことねーよっ
今の俺は変わったのさ」
「だって注文くると
ささーっとえっちしてるじゃないっ」
莉乃と裕希くんが討論してる…
「それはさっさと終わらせたいから~
今の俺は好きな子以外と
ヤりたいって思わなくなってきた」
「裕希がぁ~?
てか…まだみなみ一筋?」
「当たり前。俺は一途なのよん」
裕希くんは
どや顔をして莉乃をみた
「だって~みなみ!
でも渓人とらぶらぶだもんね~♪」
「えっ……」
「なに照れてんのよっ
みなみ可愛いんだからー♪」
違う……
言い返せなかっただけ…
らぶらぶかって聞かれたら
はっきり「そうです」って言えない
裕希くんの言葉…
すっごく嬉しいって思っちゃった
あたしって最低…
「あたしっ仕事に戻るねっ!」
こんなこと思ってるあたしは
みんなの前にいるのが辛くなった