性教育学校
第27章 日常
「じゃあ、さっきのペアになって」
莉乃の顔が浮かんで
なんか港の方に行きにくかった
「次はインターネットの動画サイトに
流す為のセックスをしてもらう
ペアでそれぞれ設定が違うから
間違えないようになー」
男子にカメラを持たせ
また個室に移動する
「榎本まだ疲れてるよな?大丈夫?」
港が心配してくれる
「大丈夫だよ♪
次はあんなに激しくしなければね?」
お互い笑いあった
個室に入って
カメラのセットをする
格ペアに2個のカメラで撮る
1つは持ちながら
1つはおいたままで
「あ、俺らはねー
処女と童貞のカップルだよ(笑)
簡単な奴だし大丈夫だよね?」
「良かったぁ~
SMとかだったらどうしようって
考えてたんだよねっ」
「えーまぢ?
俺はSM好きなんだけどなー」
あたしは少しまぢ引きした
「え?いや、嘘だよ!?
そんな引いた顔するなよww」
港の慌て顔が面白くて
あたしはドン引きしたふりを
もう少し続けた(笑)
「あぁー…冗談だっての…」
どんどん下がる港
なんだな可愛そうになってきた
「……ははっ♪嘘でーすよ!」
それに安心して
少し怒った様子を見せる
こーゆう遊び?
面白くてまた笑いに包まれた
「はいはいはいはい
そろそろ始めますよ榎本さん?」
「はーいっ
てかあたしどうすればい?
やっぱ処女っぽくするんだよね?」
「出来れば演技しましょう」
「了解…っ」
ピピッ
ビデオのスイッチが入る