性教育学校
第33章 すれ違い
「………えっ……//」
驚きと混乱で
あたしの頭の中はあたふた
「……っはははは!ww
なんだよその顔www!
冗談冗談♪演技上手かったろ?」
「は……はぁ!?!?//
ばか港ー!!!!!」
自分の顔が真っ赤なのが分かる
恥ずかしくてたまらない
「いや、榎本が緊張してっからww
体とか固まってたから
ほぐしてやろーかなーってww♪」
すごく笑ってる港
ひどい奴だ
「最低ー…」
嘘だって聞いて
すごく安心したけど
ほんとは嬉かったのに
「ついていい嘘と
悪い嘘があるじゃんかぁ…」
「でも、緊張ほぐれたろ?」
「…ほぐれたけど」
「それならよし♪」
港は満足そうだけど
あたしはまだドキドキしてる
嘘だとしても
告白なんて…今のあたしには
嬉しいようで辛い