性教育学校
第33章 すれ違い
「ハァハァ…ごめんっ
優しくするとかいって
全然激しかったよな?」
あたしの横に港は寝た
「っとに…体力が…」
お互い息づかいが
荒かった
「まぁーでも
激しい方が気持ちよかったろ?」
「べ、べつにっ」
図星だ
「ん?顔赤けーしww
榎本ってまじ分かりやすいww」
自分でも
顔が赤いのはわかった
恥ずかしいのに港は見てくる
「見ないで!//」
港に背を向けて
反対方向を見た
「やーだね。
榎本のてれ顔好き。(笑)」
港は顔を除きこむ
「ちょ…っ見…ないでよ……っ」
見られれば見られるほど
どんどん恥ずかしくなる
「……っ」
「…港?」
港はあたしを抱き締めた
「っえ…あ、あの……//」
なんかいつもの違う…?
いや、またからかってるな…
「は、離してよ!」
港から離れようとしても
あたしを包んで離さない
「…ねえ」
港の口が開いた
「さっき言った事
嘘じゃないって言ったら…どうする?」