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性教育学校

第33章 すれ違い






「あたし…寝るね!
明日早いし…眠いし…もう寝る」


寝れないとか言ってたくせに…
あたし言ってる事めちゃくちゃ…


急いで部屋に戻った

「…おい」

渓人の呼ぶ声を無視して
布団にもぐった



「…はぁ……」

布団に顔をうずめて
声をころして泣いた


「も…ほんとに辞める……っ」

自分がみじめすぎて
辛すぎる




ゆっくり目を閉じて
あたしは眠りについた














…………………誰?
目の前にいる…この人は……


知らない人なのに
愛しいのはなんでだろ…


お互い求めあうように
優しいキスをした


このキス…
よく知ってる……









目をあけたら
部屋の天井がある


「…変な夢……」


あれ…
唇に感覚が残ってる…
少し温かい

なんで…だろ…





「…っあ、今何時!?」

時計を見ると
6時10分


「あ…。あああー!」


ベットから飛び起きて
急いで学校に向かった

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