性教育学校
第34章 先生と二人で
「やばいよ~!」
猛ダッシュで
学校に向かってる
遅刻確定だった
あれだけ
遅刻しないよーにって
言われてたのに~っ!
「…あっ……せ、先生~!!!」
学校の校門に
華原先生が見えた
あたしを探してたんだと思う
「榎本さん…」
あたしに気付き
ほっとした様子
「ごめんなさい!
寝坊…してしまって…」
「もう…心配したわよ
無事だったから良かったわ」
怒られると思ったから
心配されたのに驚いた
「それじゃ車乗って?」
先生の車に乗り
駅に向かった
すごい…いい香り…
それにきれいだし…
車の中を
きょろきょろ見回した
やっぱり先生って完璧だなぁ