性教育学校
第37章 2日目
「では、三番!
あたしとDちゅーね♪」
は、はいぃぃ!?
莉乃はもう壊れかけてる
「莉乃、それはさすがに…」
「王様の言うことは絶対なーの!
三番だーれ?」
もう…なに言っても駄目だぁ
「…俺」
それは…渓人だった
ソファーから起き上がって
莉乃の方に行く
「ちょ…渓人…」
あたしの横を
スルリと通って
莉乃の横に座った
「渓人かぁ~//
すっごい久しぶりだねぇ//」
やだ…
止める権利なんて
全くない…けど
あたしの目の前でそんなの…やだ
渓人と莉乃の顔が近づく
「ま、待って!」
あたしが止めに入る前に
裕希くんが二人の間に入った
「お前はおーれ♪」
そーいって
裕希くんがキスした相手は…
まさかの渓人。
「ちょっと裕希ぃ~」
莉乃を無視して
二人は深いキスを…してる
渓人は
相手が誰だろうと
関係ないみたいな顔してるし…
裕希くんは
すっごく楽しそう…だし
もう酷い光景だった