性教育学校
第38章 ずっと永遠に
「莉乃~学校だよ~?
渓人も起きてってばー!」
起こしても
寝返りを打ったり
なんか反応するだけで
一向に起きてくれない
「裕希くん~?
せめて裕希くんは起きてよー…」
体をゆさゆさする
そしたら目を開けてくれた
「あ、起きてくれた!?」
返事しないで
あたしをじっと見てる
寝ぼけてる……?
「…かわいい」
「え…?//」
「起きてすぐ目の前に
みなみちゃん居るとか…
なんか嬉しい」
い、いきなりそんなこと言われても…
返事に困るよ!!
「…なんてね。」
裕希くんは起きあがった
「あちゃー…部屋が大変(笑)
まずは学校の支度しなくちゃなー」
「そ…だね」
「朝だぞー起きろー」
裕希くん…
昨日のこと覚えてるのかなぁ
顔見ると
照れ臭いのは
あたしだけだよねっ
その後
なんとか二人を起こして
学校にもギリギリ間に合った