性教育学校
第42章 強化合宿
「ふぅ~…」
莉乃を見送って
またすぐ布団に横になった
「…んん~、準備しなきゃ…」
渓人がお風呂から
帰ってくるまでには
準備も終わらせておくつもりだった
まだ頭も痛くて
ときどきめまいもしてたけど
髪をまとめたりゆかたを整えたりした
ガラッ
準備をちょうど終えた頃
渓人と裕希くんが帰ってきた
「たっだいま~!」
「おかえりっ」
裕希くんは
いつものように元気だった
「あれ?莉乃は?」
「あ、友達と集まってるから
戻ってくるの遅いと思うよ」
「ふーん…
てかみなみちゃん顔赤くない?」
裕希くんの表情が
少し変わった
「そ、そんなことないよっ」
「…そう?
それならいいけど♪
じゃー俺も出るわ、またねーっ」
なんとか
裕希くんに怪しまれずに
ごまかせた